コラム

2024年07月26日


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Verdin AM62でUARTの動作確認(Verdin AM62 + MallowCarrierBoard)

Verdin AM62でUARTの動作確認(Verdin AM62 + MallowCarrierBoard)

使用するもの

1.SoM

Verdin AM62
https://www.toradex.com/ja-jp/computer-on-modules/verdin-arm-family/ti-am62

 

2.MallowCarrierBoard

https://www.toradex.com/ja-jp/products/carrier-board/mallow-carrier-boardhttps:/

 

3.USB-UART変換ボード(PC間接続用のケーブルも含む)

 

4.ジャンパー線

 

5.電源(規格に沿ったもの)

手順詳細

1.USB-UART変換基盤との接続

今回はUART1を使用します。

下図の表示を参考にMallow-PC間を接続してください。

 

 

2.ボーレート設定

今回は9600bspで通信を行います。
設定可能なMAX値及びmin値はデバイスツリーソース及びToradexとTexas Instrumentの公開しているデータシートをご確認ください。

使用コマンド:
stty -F /dev/verdin-uart1 9600

 

3.送受信確認

PC側はTeraTermを使用して送受信の確認を行います。
※シリアルポート設定からスピードを9600に設定してください。

 

送信

echo コマンドを用いてUART1から文字列を送信します。
送信した文字列が表示されれば成功です。

 

使用コマンド:
echo “Toradex UART TEST” > /dev/verdin-uart1

 

 

受信

catコマンドを用いてUART1から受信します。
TeraTermを用いて、入力した文字列を送信します。
送信した文字列が表示されれば成功です。

 

使用コマンド:
cat /dev/verdin-uart1

 

 

以上、簡単ではございますが開発の一助となれば幸いです。