Toradex製品のソフトウェア操作方法についてお話します
当ページを開いてくださり、ありがとうございます。
このコラムでは、Toradex製品に関わるノウハウやチップス的な事柄を記載させていただきます。
前回、イメージ(OS)インストール方法についてお話いたしました。
今回は、ソフトウェア操作を説明したいと思います。
RTOS等の旧機器から切り替えられたお客様より「JTAGやdebugger等は無いのか」と言ったお言葉をいただきます。
これは、前例(メーカー独自の組込み開発)の習慣で仰られていると思います。
少し視点を変えて、目の前にある機材は汎用マシン(Linux Server)だと考えてください。
一般的なLinux Serverとの接続に必要なものは、LANケーブル*1と自PCにインストールするターミナルソフト(Teraterm等)だけです。
LAN環境で繋がれたToradex製品は、LinuxコマンドのSSHにて通信が可能になり、接続後(扉絵の状態)はターミナルソフト上でLinuxツールやコマンドを利用しての評価や開発が可能になります。
Basic Linux Commands (参考)
*1:社内ネットワーク制限によりToradex製品をLANに接続できない場合は、UART等を用いて同様の操作が出来ます。
https://developer-archives.toradex.com/knowledge-base/uart-linux
接続はボード依存となりますので、ご不明の場合はお問い合わせください。